「ボタンを押したら」フローをWindowsでも実行しやすくするために、実行用URLを取得する

3/06/2021

Microsoft 365 Power Automate

「 作業が終わったら、作業が終わった旨を通知する」なんて、普通よくある話ですよね。もちろん、決まった定型文を送るだけなのでPower Automateを使って効率化したいところです。


Power Automateでフローを作るとき、「記入が終わったファイルをサイトへアップロードしたら都度通知」というのは簡単に作れます。ただ、一工夫しないとファイル100個アップロードしたら100通通知を送ることになってしまいます。


組織内で、ファイルが正常に処理されていることを確認してから通知をしたい、という相談がありました。なので、今回はあえて手動で、通知用ボタンをクリックしたら通知する、というフローを作ってみました。フローを簡単にキックできるよう、実行URLを取得するとこまでやってみました。



フローを作る

ボタンをおしたら、メールを送る、というシンプルなフローです。

メールの送信は、テナント外のメールアドレスも指定できます。


フローの実行用URLを取得する

モバイルデバイスでPower Automateアプリを開けば、実行用のボタンがあるんですが、PCではそういったボタンを用意できないんです。とはいえ毎回リンクをたどるのも面倒です。

実行用URLを、Teamsのタブに入れるなり、サイトにリンクを用意するとラクですね。というわけで、フロー実行用のURLを取得します。

まずは、マイフローからフローを開き、URLをコピーしましょう。




URLの末尾が、”details”となっていますね。

これを、"run"に変えましょう。

そのURLを開くと、実行画面になります。




あとは、このURLをTeamsのタブに入れるものよし、サイトにリンクを用意するもよし、ですね。今回は、SharePointサイトにリンクを設置することにしました。



まとめ

皆さんがモバイルデバイスを貸与さえているとも限りません。また、PCで作業してからもバイル取り出してボタンをタップするのもね・・・。

要件によっては、この方法でリンクを置くほうが便利かもしれません。



参考

自分が共有しているボタン フローを共有する
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/modules/share-buttons/3-reshare


Microsoft Flowで、[ユーザーがぽちっとしたらメール通知+位置情報送信+Power BIでレポート]する、を作ってみる
https://qiita.com/hisssa0102/items/060cfc8a2fc0b3f1fa27