Power Automateのフローで、どうも処理がこけるんです・・・ってことで質問を受けて、いろいろ調べてみたところ、どうもファイル名が原因なんじゃないか?ってことになりました。
いくつか注意点をお伝えし、無事に再発しなくなったので、ファイル名についてザックリまとめてみました。これは、SharePointでも普段のファイル名でも意識しておくとよいです。
できるだけ半角の英数で
全角文字も使えるけど、基本的には半角の英数だけでつけるのが無難。OSの違いとかあるけど、これであればまず確実です。
半角カタカナはおススメしません。
全角文字は、この後のちょっとご説明します。
スペースは使わない
使えちゃうけど、使わないほうがいいです。
" "(半角スペース)も" "(全角スペース)も、止めたほうがいいです。
プログラムの処理や、フローの処理でも面倒になるので使わないようにしましょう。どうしても区切りを入れたいなら、スペースじゃなくてこのあとの"_"(半角アンダーバー)がおススメです。
記号は半角なら"_""-"だけ、それ以外は全角で
スペース使っちゃうダメ!?じゃぁどうするの?
記号入れたい時もあるし、どうしよう?
そんなときは、半角の"_"(半角アンダーバー)"-"(半角ハイフン)にしましょう。
(拡張子の前の"."半角ピリオドは、しょうがないですね)
プログラム上、処理の条件になっているような文字があったり、使えない文字(禁則文字)もあったりするけど、この2つだけにとどめておけば、まぁ困ることはないはず・・・。
上記以外の記号を入れたい時には、全角にしておくとトラブルを回避しやすいです。
が、長さもちょっと気になるところがあり・・・。
全角文字は20文字ぐらいまで
SharePointのファイルをダウンロードしたり、URLを取得したときに、やったら長い半角英数になっていることありませんか。
全角文字を処理する際に、UTF-8という形式に変換されるのですが、その際全角1文字が半角9文字~に変換されます。この変換によって、ファイルなどで使える文字数長の制限に引っかかってしまう場合があります。
というわけで、これぐらいにとどめておくのが無難、です。
サンプルとして・・・
- 2024年03月31日.xlsx
というファイル名は
- %0A%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%94%E5%B9%B4%EF%BC%90%EF%BC%93%E6%9C%88%EF%BC%93%EF%BC%91%E6%97%A5.xlsx
って感じです。長くなっちゃいますね。
どうするのさ?
上記4つを意識してもらえば、それなりにコケにくくなります。
- 2024年03月31日 提出物.xlsx
なら
- 20240331_提出物.xlsx
にするのがおススメ、です。
参考
OneDrive と SharePoint の制限事項と制約事項
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