SharePointなど、Office 365 で検索するときのコツ3つ

9/12/2021

Microsoft 365 Microsoft Teams Office 365 OneDrive for Business SharePoint

 検索する、というと大体Google検索。私もよく使っています。当たり前になっているので、組織内のシステムの検索でも、Googleと同じ感覚で検索されてしまい、検索にヒットしない…と言われることも。


同じように使えればいいのですが、そうはいっても…というところでSharePointの検索を上手に使うコツを3つ、まとめてみました。



長い単語はダブルクオーテーションでくくってみる

たとえば「日本マイクロソフト」で検索するとき。そのまま検索すると、「日本」を含むもの、「マイクロソフト」を含むもの、が表示されます。単語と思われるものに分解して検索してくれるようです。

便利ではあるのですが、「日本大学」「日本航空」などを含むものも検索結果に含まれてしまいます。


こういう時、ダブルクオーテーションでくくると、単語と思われるものに分解せず、1語として検索してくれます。


  • 日本マイクロソフト  での検索と、
  • "日本マイクロソフト" での検索は結果が異なります。

長い単語で検索するときは、ダブルクオーテーションでくくってみましょう。


検索式を使ってみる

たとえば、「SharePoint 検索」で検索するとき。そのまま検索すると、「SharePoint」を含むもの、「検索」を含むもの、が表示されます。両方含むもの、だけではないんです。関連しそうなものも検索結果に表示してくれるようです。

便利ではあるのですが、関係なさそうなもの(たとえば、「メール 検索」などを含むもの)なども検索結果に含まれてしまいます。


こういう時、単語の間を+でつなげると、必ず両方を含みものだけを検索してくれます。


  • SharePoint 検索  での検索と、
  • SharePoint+検索 での検索は結果が異なります。

複数の単語で検索するときは、+で単語をつなげてみましょう。


ちなみに特定の単語を含まない( -など単語の前に半角スペースとマイナス)や、検索式の組み合わせも可能です。(SharePoint+検索 -メール、など)この方法はメールでも使えます。


検索範囲を広げる

あのファイル、どこに保存してたっけな・・・。あとサイトかな?OneDriveかな?という経験はありませんか。

というか、そもそもサイトってなんですか?SharePointってなんですか?・・・という人からすると「どこを検索している」なんて言われても意味が分かりませんね。


そんな時は、検索結果が表示されたら、「組織」を選択してもらえば、アクセス権のある範囲でSharePointだろうが、OneDrive、もちろんTeamsのファイルも、まとめて検索してくれます。



また、Microsoft Search(Bing検索)を使えば、「組織」での検索よりさらに広くなり、人やその人の空き時間情報なども検索できて便利です。


  • 「組織」で検索すると見つかるかも
  • Microsoft Search だともっと見つかるかも
検索して見つからないときは、ためしてみましょう


まとめ

ユーザーが普段使う検索で思う結果がすぐ出てくることは、「探す」ことへのストレス軽減につながります。


・・・というか、探している情報、すぐほしいですよね。


とりあえずこの3つを覚えておくだけでも、見つけやすくなると思いますので、お試しください。